猫も杓子も 2006 5 23
本日(5月23日)の「株式マーケットアイ」によると、
市場関係者から、「インド株ファンドなどに投資した個人の痛手も大きく、
押し目買いが入りにくい状況だ」という声が聞かれます。
ここで気になるのは、インド株ファンドの商品説明が、十分だったか、
それが、気になります。
基本的に、新興国市場は、ハイリスク・ハイリターンです。
しかし、一時期、「猫も杓子も、インド株」という雰囲気でしたので、
ハイリターンだけ説明し、ハイリスクの部分は説明不足だったという懸念があります。
もし、そうだったとすれば、「金融」消費者は、
「金融」商品に不信感を持ったでしょう。
今の日本には、儲かれば何をやってもいいという雰囲気が漂っていると思います。
当然ながら、資本主義にも、モラルが要求されます。
ニセモノ資本主義 2006 2 26
現代という時代は、日本だけでなく、世界的にも、
「誤った資本主義」が流行していると思います。
それは、こういうことです。
「資本主義から、キリスト教精神が抜け落ちると、どうなるか」。
それは、単なる「集金システム」に過ぎないのです。
こうした「集金システム」と「拝金主義」は、はるか昔にも、存在しました。
古代イスラエル王国で、預言者エリアは、何を警告していたのか。
それは、現代風に言えば、
「拝金主義」や「御利益信仰」を警告していたのです。
多くの人が、創造主から離れていき、
「バアル信仰」(バール信仰)に流れていったのです。
日本も、古代イスラエル王国の「あの時代」のように、同じ過ちを犯すのか。
もちろん、日本には、キリスト教は普及していません。
だから、明治の偉人たちは、キリスト教に代る「企業精神」を考えたわけです。
そうした偉人たちの苦労を台無しにして、
今や、日本にも、「誤った資本主義」が流行していると思います。
エリア Elijah 2004 3 2
アメリカに、カーネギーという人がいました。
「信託基金を設け、図書館、大学、研究所などを設ける。」
こういう人が、アメリカ発展の基礎を作ったのです。
カーネギーは、立身出世の典型的なヒーローでしょうが、
しかし、カーネギーには、キリスト教精神が生きていたと思います。
さて、資本主義から、キリスト教精神が抜け落ちると、どうなるか。
それは、お金の「収奪システム」となります。
「キリスト教精神のない資本主義」は、お金の「収奪システム」に過ぎないのです。
古代イスラエル王国では、
エリアは、何を警告していたのでしょうか。
それは、現代風に言えば、拝金主義や御利益信仰を警告していたのです。
多くの人が、創造主から離れていき、
「バアル信仰」(バール信仰)に流れていったのです。